乾燥肌の対策に適した市販薬は?スキンケアに向いている薬を紹介

今回紹介するのは乾燥肌の対策となる市販薬です。乾燥肌に対する市販薬は数多くのものがあるため、ケース別におすすめの市販薬を紹介していきたいと思います。

汎用性の高いヒルドイドと同じ成分を含む市販薬はHPクリーム

ヒルドイドは幅広い適応があり、アンチエイジングクリームなどとも口コミで話題になったりしたこともある汎用性の高い薬です。乾燥肌もヒルドイドの適応の一つであり、多くの人が使用しています。

ヒルドイドの作用の一つに角質水分保持増強作用があり、乾燥皮膚において角質の水分保持を増強する効果が認められています。

ヒルドイドがどの程度乾燥肌に有効なのかは、実際に乾燥肌(皮脂欠乏症)の人に対して試験をした結果があり、その有効率はヒルドイドクリームで91.2%ヒルドイドソフト軟膏で95.0%、ヒルドイドローションで98.1%とされています。いずれの剤型でも9割以上の人で有効であったという結果であり、高い効果が期待できますね。

そんなヒルドイドですが、基本的に医師の処方箋に基づいてもらう薬となります。症状がひどい場合はやはり診察を受けた方が望ましいですが、医師に診てもらうほどでもなく、市販での薬でヒルドイドと同じ効果がというケースは、HPクリームやHPローションがおすすめです。

ヒルドイドはヘパリン類似物質というものを主成分としており、市販薬のHPクリームやHPローションも主成分は同じくヘパリン類似物質になり、その濃度も0.3%と、こちらもヒルドイドと同じです。従って、ヒルドイドとHPクリーム・HPローションは、基本的には同じ作用があると思ってもらって大丈夫かと思います。ただし、添加物などは異なっているため、使用感には若干の差を感じるかもしれません。

なお、HPクリームやHPローションの効能・効果は以下の通りであり、乾皮症(乾燥肌)の他にも様々な用途で使用できそうですね。

手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛

HPクリームやHPローションの注意点は目や目の周囲の使用では使用しないこと、出血部位では使用しないこと、アトピー性皮膚炎の場合は注意が必要などがあります。使用される際はご注意ください。

かゆみを伴う乾燥肌にはウレパールプラスローション10

乾燥肌でも特にかゆみを伴う場合があるかと思います。その場合は保湿はもちろんの事、かゆみを止める成分も含まれているとより効果的です。

おすすめはウレパールプラスローション10です。ウレパールプラスローション10は高い水分保持作用を持つ尿素を10%含み、その他にかゆみを鎮める抗ヒスタミン成分のジフェンヒドラミン、さらには局所麻酔作用のあるリドカインを含むため、よりかゆみを抑えることが期待できます。

また、尿素を20%含む製剤は尿素の刺激性の点から子供に使用することが推奨されませんが、ウレパールプラスローション10は10%製剤であるため、子供にも比較的安全に使用することができます。

ウレパールプラスローション10を使用する際の注意点は目の周囲や粘膜には使えないこと、炎症や傷のある患部やただれひび割れがひどい患部には使えないことがまず挙げられます。

また、尿素製剤はあまり長期の使用に向いているものではないとされています。ウレパールプラスローション10は2週間程度の使用で症状が改善しない場合は、使用を中止し、医師や薬剤師に相談してくださいと注意喚起されているため、注意しましょう。

敏感肌の乾燥にはキュレル潤浸保湿フェイスクリーム

衣類でチクチク感じたりなど、外部からの刺激に対して過敏に反応する状態を乾燥性敏感肌と言います。乾燥性敏感肌は角質層のセラミドという細胞間脂質が不足しており、肌のバリア機能が低下しています。乾燥性敏感肌の場合は刺激性がある尿素が含まれる製剤よりも、セラミド機能成分が含まれているキュレル潤浸保湿フェイスクリームなどがおすすめとなります。

キュレル潤浸保湿フェイスクリームは潤浸保湿セラミド機能成分であるヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドやセラミドの生産能力を高めるユーカリエキスのほか、消炎剤となるアラントインなどが含まれており、高い保湿効果と肌荒れを防ぐことが期待できます。

キュレル潤浸保湿フェイスクリームは医薬部外品となるため、比較的安全に使用することができます。あえて注意点を上げますと、傷やはれもの、湿疹湯がある場所には使用しない点などです。

終わりに

今回は乾燥肌の対策におすすめの市販薬をケース別に紹介してきました。乾燥肌に対する市販薬には幅広い選択肢があるため、自分の症状に最も合っているものを成分から考え、適切なケアをしていきましょう。

薬を使用する際には必ず説明書や添付文書を確認し、決められた用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

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