カロナールの副作用について症状別に解説

解熱鎮痛薬のカロナールについて下痢、胃痛、眠気、吐き気、頭痛、腹痛、めまいの他、子供での副作用などについても確認していきます。

カロナールは副作用が少ない薬

前提としてカロナールは副作用が少ない薬です。同じ解熱鎮痛薬に分類される薬の中でも最も安全性が高い薬の一つであり、インフルエンザの時や授乳中、子供に対してもよく使われる薬です。
ただし、そのカロナールでも副作用が全くないわけではありません。個々の副作用についてそれぞれ詳細を確認していきましょう。

カロナールと下痢

カロナールにおける下痢の副作用は高用量を使用した場合に起きる可能性があると注意喚起されています。ただし、あくまで高用量での使用のケースであり、通常は風邪などの疾患そのものや、他の薬(特に抗生物質など)による可能性も考えられるため、カロナールを使用して下痢が出た場合にカロナールを中止するべきかは処方医の先生の判断を仰ぐのが良いと言えます。

カロナールと胃痛

カロナールにおける胃痛の副作用は添付文書に記載がありません。カロナールなどのアセトアミノフェンを成分とする解熱鎮痛剤は胃痛の副作用はあまり起きないと言えます。
ロキソニンなどの解熱鎮痛剤はシクロオキシゲナーゼ(cox)という酵素を阻害することにより解熱鎮痛効果が得られますが、coxのうち、cox-1を阻害すると胃が荒れる原因となります。カロナールはcox-1にほとんど影響を与えないため、結果として胃荒れによる胃痛も起こしにくいとされています。

カロナールと眠気

眠気の副作用についてもカロナールの添付文書には記載がありません。こちらもまず起きないと考えてもんだいありません。もしカロナールを飲んで眠くなった場合は他の薬など、他の原因を疑った方がよいと言えます。また、風邪などでは体力を気づかないうちに消耗するため、疾患そのものによる可能性も考えられます。

カロナールと吐き気

カロナールの吐き気の副作用に関しては人によっては起きてしまうことがあるようです。カロナールの添付文書にも副作用として「悪心・嘔吐」の記載があります(「悪心」は吐き気のこと)。明確な頻度の記載はありませんが、カロナールで起きてしまう数少ない副作用のひとつと言えるでしょう。

カロナールと頭痛

カロナールの副作用で頭痛は基本的にはありません。頭痛の鎮痛目的でカロナールを使用しているにもかかわらず頭痛が起きている場合はカロナールの効果が不十分という可能性が考えられます。
また、非常に稀ですが、重大な副作用としてカロナールによる腎臓に対する副作用で頭痛が出る可能性があります。間質性腎炎や急性腎不全などが起きてしまった場合は、頭痛の初期症状がでる可能性があります。ただし、この場合は他にも複数の症状が同時にでるケースが多く、もしそのような状況になった場合はただちに医師の処置を受けるようにしましょう。

カロナールと腹痛

腹痛の副作用に関しては下痢と同様に、カロナールを高用量で使用した場合に起きる可能性があると注意喚起されています。腹痛に関しても風邪などの疾患そのものや、他の薬による可能性も考えられるため、腹痛が起きた場合にカロナールを中止するべきかは処方医の先生の判断を仰ぐのが良いと言えるでしょう。

カロナールとめまい

カロナールによるめまいの副作用は基本的にないと言えます。ただし、こちらも非常に稀ですが、重大な副作用として報告されているショック症状の初期症状としてめまいがあります。めまいの他に、冷や汗、意識の低下、息切れなどの症状がある場合にはただちに医師の処置を受けるようにしましょう。

カロナールと肝障害

頻度は高くないもののカロナールの重大な副作用として肝障害が知られています。1日に合計で1500mgを超す用量を長期に使用している場合は、定期的に肝機能の検査などが推奨されています。また、カロナールの成分であるアセトアミノフェンはカロナール以外にも様々商品名で販売されており、さらに多くの市販薬に含まれている成分でもあります。気づかないうちに重複して服用してしまい肝障害に繋がる危険性もあり、カロナールを使用する際には併用している薬にアセトアミノフェンの成分が含まれていないか確認することも重要です。

カロナールの子供の副作用

カロナールの子供の副作用についても基本的には大人と同じ種類の副作用があると言えます。ただし、一般的に乳幼児は大人よりも薬の影響を受けやすい場合もあり、副作用も多少出やすい傾向もあります。この点は個人差も大きいところですが、他の薬でも副作用を経験しているような場合は特に注意しながら使用しましょう。

薬を使用する際には必ず添付文書を確認し、決められた用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

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