アンヒバとカロナール、アルピニーの違いや併用の可否など|座薬について確認

アンヒバの特徴とカロナール、アルピニーとの違い、併用の有無などについて確認していきます。

アンヒバの特徴

アンヒバはアセトアミノフェンを成分とする子供用の座薬(坐薬)の一つであり、解熱や痛み止めの効果が認められている薬です1)アンヒバ坐剤小児用50mg/ アンヒバ坐剤小児用100mg/ アンヒバ坐剤小児用200mg 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/730869_1141700J1045_4_02.pdf

アンヒバは0歳の赤ちゃんでも使用されることがあるくらい安全性が高い点が特徴の一つであり、その効能効果は「小児科領域における解熱・鎮痛」と薬の添付文書に明記されています。

また、インフルエンザでも比較的安全に使用できる解熱剤であり、日本小児科学会からもインフルエンザに伴う発熱に使用する薬としてアンヒバなどのアセトアミノフェン製剤が推奨されています。

アンヒバとカロナール、アルピニーは同じ成分の薬

アンヒバと同じアセトアミノフェンを成分とする解熱鎮痛剤としてカロナールやアルピニーがあります。

これらの薬剤はアンヒバと同じ成分を含むため、基本的には同じ効果が期待できる薬と言えます。

アンヒバとカロナール、およびアンヒバとアルピニーの違いを強いて挙げると以下のような違いがあります。

アンヒバとカロナールの違い

アンヒバとカロナールの違いを挙げると、剤型の違いが挙げられます。

アンヒバはアセトアミノフェンを含む坐剤であり、50mg、100mg、200mgの規格があります。

一方、カロナールは50mg、100mg、200mgの坐剤の他に、400mgの坐剤があり、さらに坐薬以外でも錠剤、シロップ剤、細粒剤、原末などさまざまな剤型があるのが特徴です。カロナールと言うとメインは坐剤よりも飲み薬の方であり、この点がアンヒバとの違いとして挙げられます。

アンヒバとアルピニーの違い

アンヒバとアルピニーは共にアセトアミノフェンを成分とする坐剤であり、規格も50mg、100mg、200mgと同一のものしか存在しません。その違いはほとんどないと言えるでしょう。

強いて違いを挙げると200mg坐剤の薬価がやや異なり、2016年4月の改定時点(2016年4月〜2018年3月まで)では、アンヒバ坐剤小児用200mgは28.0円、アルピニー坐剤200は27.8円となっています。ただし、この程度の違いでは保険点数の計算をした場合には同じ金額になることがほとんどであり、薬にかかる費用もほぼ違いはないと言えるでしょう。また、50mg製剤、100mg製剤はまったく同じ薬価となっています。

このようにアンヒバとアルピニーはほとんど違いがない薬剤であり、特にどちらが優れているとも言えず、どちらを使っても大差がないと言えるでしょう。

アンヒバ、カロナール、アルピニーは併用せず医師の指示通りに

上記の通り、アンヒバ、カロナール、アルピニーは同じ成分を含む薬であり、使用するにあたって特別な違いはありません。したがって基本的にこれらの薬剤のいずれかを併用するようなことはありません

カロナールの飲み薬を含め、自己判断で併用するようなことはせず、医師から処方された薬剤を指示の通り使用するようにしましょう。

アンヒバは市販薬とも併用による重複に注意を

アンヒバの成分であるアセトアミノフェンは、市販の痛み止めや風邪薬などにもよく含まれる成分の一つです。

アンヒバを使用している場合には市販の痛み止めや風邪薬は基本に併用することは避けるのが安全であり、最低限アセトアミノフェンの成分が含まれていないかは確認するようにしましょう。

薬を使用する際には必ず薬の説明書や添付文書を確認し、医師や薬剤師から指示された用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

出典・引用・参考文献   [ + ]

1. アンヒバ坐剤小児用50mg/ アンヒバ坐剤小児用100mg/ アンヒバ坐剤小児用200mg 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/730869_1141700J1045_4_02.pdf

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)