ゼルヤンツの特徴

ゼルヤンツについて確認していきます。

ゼルヤンツの特徴

ゼルヤンツはトファシチニブを成分として含み、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎に対して効果がある薬です。

ゼルヤンツの特徴として酵素のヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害することで、細胞内のシグナル伝達を阻害し関節リウマチに効果を発揮する新しい機序の薬である点が挙げられます。

ゼルヤンツの効能効果と作用機序

ゼルヤンツは関節リウマチ、潰瘍性大腸炎に効果があるとされていますが、いずれも既存治療で効果がない場合のみに使用できます。

ゼルヤンツの効能効果の小シアは以下の通りです。

既存治療で効果不十分な関節リウマチ
中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)

ゼルヤンツ錠5mg 添付文書

ゼルヤンツの作用機序

ゼルヤンツはヤヌスキナーゼ(JAK)という酵素を阻害することでリウマチなどの炎症性疾患をの症状を抑えます。

炎症を引き起こす刺激を伝える役割を担うJAKを阻害することにより、炎症を防ぎます。

ゼルヤンツの用法用量

ゼルヤンツは、関節リウマチにおいては通常1回1錠を1日2回使用します。

潰瘍性大腸炎では1回2錠を1日2回からはじめて、維持療法では1回1錠に減量するのが一般的です。

ゼルヤンツの用法用量の詳細は以下の通りです。

関節リウマチ
通常、トファシチニブとして1回5mgを1日2回経口投与する。
潰瘍性大腸炎
導入療法では、通常、成人にトファシチニブとして1回10mgを1日2回8週間経口投与する。なお、効果不十分な場合はさらに8週間投与することができる。
維持療法では、通常、成人にトファシチニブとして1回5mgを1日2回経口投与する。なお、維持療法中に効果が減弱した患者では、1回10mgの1日2回投与に増量することができる。また、過去の薬物治療において難治性の患者(TNF阻害剤無効例等)では、1回10mgを1日2回投与することができる。

ゼルヤンツ錠5mg 添付文書

ゼルヤンツの副作用

ゼルヤンツの主な副作用として、日本人患者では鼻咽頭炎10例(10.6%)、発熱4例(4.3%)、帯状疱疹4例(4.3%)などが認められています。

全体の副作用頻度として、5%以上とされているのが、鼻咽頭炎、頭痛、血中クレアチンホスホキナーゼ増加です。

ゼルヤンツ使用の注意点

併用禁忌とされている薬剤はありませんが、感染症などのリスクから、TNF阻害剤、IL-6阻害剤、T細胞選択的共刺激調節剤等の生物製剤や、タクロリムス(プログラフ等)、アザチオプリン(アザニン、イムラン等)、シクロスポリン(ネオーラル等)、ミゾリビン(ブレディニン等)等の強力な免疫抑制剤(局所製剤以外)との併用はしないよう注意喚起されています。

免疫抑制作用が増強されると感染症のリスクが増加することが予想されるので、本剤とTNF阻害剤、IL-6阻害剤、T細胞選択的共刺激調節剤等の生物製剤や、タクロリムス、アザチオプリン、シクロスポリン、ミゾリビン等の強力な免疫抑制剤(局所製剤以外)との併用はしないこと。なお、本剤とこれらの生物製剤及び免疫抑制剤との併用経験はない。

ゼルヤンツ錠5mg 添付文書 用法・用量に関連する使用上の注意

薬を使用する際には必ず薬の説明書や添付文書を確認し、医師や薬剤師から指示された用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

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