バイアスピリンの効果や副作用|バファリン、タケルダとの違い

バイアスピリンについて確認していきます。

バイアスピリンの特徴

バイアスピリンはアスピリンの成分を100mg含んだ錠剤であり、主に血液の流れをよくする抗血小板薬として使用されます1)バイアスピリン錠100mg 添付文書

バイアスピリンの効果

バイアスピリンは以下のような効能効果を持ちます。

●下記疾患における血栓・塞栓形成の抑制
狭心症(慢性安定狭心症,不安定狭心症)
心筋梗塞
虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA),脳梗塞)
●冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制
●川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)

バイアスピリン錠100mg 添付文書

基本的には血栓・側線の形成抑制で使用されます。

バイアスピリンの使い方

バイアスピリンは通常1回1錠を1日1回します。ただし、医師の判断で1日回数、1回量が増減するケースがあります。

また、川崎病に使用する場合は全く用法が異なります。

●狭心症(慢性安定狭心症,不安定狭心症),心筋梗塞,虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA),脳梗塞)における血栓・塞栓形成の抑制,冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制に使用する場合
通常,成人にはアスピリンとして100mgを1日1回経口投与する.
なお,症状により1回300mgまで増量できる.

●川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)に使用する場合
急性期有熱期間は,アスピリンとして1日体重1kgあたり30~50mgを3回に分けて経口投与する.解熱後の回復期から慢性期は,アスピリンとして1日体重1kgあたり3~5mgを1回経口投与する.
なお,症状に応じて適宜増減する.

バイアスピリン錠100mg 添付文書

バイアスピリンとバファリンの違い

バイアスピリンと同じ抗血小板薬にバファリン配合錠A81があります。

バファリン配合錠A81も同じアスピリンの成分を含みますが、その量は1錠中81mgであり、またその他の成分としてダイアルミネートを含みます。ダイアルミネートは主に胃の荒れを防ぐことが目的の成分であり、抗血小板作用としてはやはりアスピリンの成分がメインとなります。

バイアスピリンとバファリンA81の違いは胃の荒れを防ぐ成分が入っているかどうかの違いとなります。なお、アスピリンの量の違いについて、100mgと81mgでは臨床的はそこまで意味のある違いではないというのが一般的な考えです。

バイアスピリンとタケルダの違い

タケルダはアスピリンの成分を100mgと胃酸分泌抑制のPPI成分のランソプラゾールを15mg含んだ製剤です。

したがって、抗血小板薬としての作用はバイアスピリン1錠と同等と考えられ、バイアスピリンよりも胃を荒らしにくい作用がある薬と言えます。

バイアスピリンとタケルダの違いは、胃酸を抑える成分が含まれているかいないかと言えます。なお、タケルダに含まれるランソプラゾールの成分は、前述のバファリンA81に含まれるダイアルミネートよりも胃の保護に寄与する効果は圧倒的に高いと考えられます。

出典・引用・参考文献   [ + ]

1. バイアスピリン錠100mg 添付文書
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