アザルフィジンのリウマチに対する効果や副作用、薬価などについて解説!ジェネリック医薬品やステロイドとの違いについても

抗リウマチ薬のアザルフィジンについてその効果や副作用、薬価、ジェネリック医薬品、ステロイドとの違いや併用について、添付文書やインタビューフォームの情報を中心に確認していきます。

<目次>
 1. アザルフィジンのリウマチに対する効果
 2. アザルフィジンの特徴と使い方
 3. アザルフィジンとステロイド
 4. アザルフィジンの副作用
 5. アザルフィジンの薬価とジェネリック医薬品

アザルフィジンのリウマチに対する効果

アザルフィジンはサラゾスルファピリジンを成分とし、添付文書の効能効果に記載されている疾患は関節リウマチのみであり、リウマチ専用の薬と言えます。その効果はメトトレキサートや生物学的製剤ほど強くはないとされているものの、人によっては高い治療効果を得られるケースもあります。

アザルフィジンの作用

詳細は不明であるものの、体内で免疫に関与するT細胞や、マクロファージに作用し、IL-1、2、6の産生を抑制してリウマチに効果を現すとされています。

アザルフィジンの作用発現時間

アザルフィジンは一般的に効果が現れるまで2〜4週間とされています。なお、インタビューフォームには以下のような記載があり、4週間後には改善が認められると考えられます。

プラセボを対象とした二重盲検群間比較試験で、ランスバリー活動性指数及び赤沈値について、投与 8 週目より両群間に有意差が認められている。また長期投与試験において、投与4週目よりランスバリー活動性指数の有意な改善がみられ52週まで持続した。

アザルフィジンEN錠250mg/ アザルフィジンEN錠500mg
インタビューフォーム

アザルフィジンの特徴と使い方

アザルフィジンはDMARDs(疾患修飾性抗リウマチ薬)に分類される薬のひとつで、DMARDsの中では作用が穏やかな反面、比較的安全面も高い方とされている点が特徴です。使用できない患者(禁忌の患者)も少なく、ほとんどの患者さんで使用出来る薬剤です。妊娠中の患者や腎臓の機能が落ちている患者でも禁忌ではなく、また、抗リウマチ薬で問題なとなる感染症の副作用のリスクも少ない薬のため、リウマチと診断された場合、まずはアザルフィジンを使用するというケースも少なくありません。

アザルフィジンの使い方

アザルフィジンは1回500mg錠を1錠もしくは250mg錠を2錠、これを1日2回朝、夕食後に使用するというケースが一般的です。
ただし、アレルギー反応が見られやすい初期の段階では半量からスタートするケースもあるようです。
添付文書に記載されている用法用量の詳細は以下の通りです。

本剤は、消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使
用すること。通常、サラゾスルファピリジンとして成人1日
投与量1gを朝食及び夕食後の2回に分割経口投与する。

アザルフィジンEN錠250mg/ アザルフィジンEN錠500mg 添付文書

妊娠の可能性がある場合や合併症がある場合でも使用は可

アザルフィジンはDMARDsの中では比較的安全性が高い方であり、将来妊娠する可能性のある人や、腎障害の合併症のある人、関節性肺炎の経験がある人、感染症のリスクが高い人、糖尿病などの合併症がある人などにも使用することもでき、使用出来る人の幅が広い薬剤と言えます。

アザルフィジンとステロイド

アザルフィジンはステロイドではありません
ステロイドは強い抗炎症作用をもち、関節リウマチの関節破壊を抑える作用が期待でき、代表的な薬にプレドニンなどがあります。

ステロイドは副作用も多いため、可能な場合は減量したり中止をする傾向も近年はありますが、それでもその高い効果から使用するケースは少なくありません。

アザルフィジンはステロイドとは作用が異なるため、両薬剤を併用することでリウマチに対してより高い効果を期待することもでき、アザルフィジンとプレドニンを併用しているというケースも少なくありません。

医師の適切な診察のもと、アザルフィジンの他にステロイドも処方された場合は、両薬剤を併用して使用するようにしましょう。

アザルフィジンの副作用

アザルフィジンなどのDMARDsは体の免疫に影響を及ぼす薬であり、副作用の種類も幅広いとされていますが、アザルフィジンはどちらかと言えば安全に使用出来る部類の薬になります。

その中でも頻度が高い副作用は発疹吐き気・嘔吐肝障害腹痛発熱などです。また、中には光線過敏症という日光にあたることで皮膚が赤くはれたりかゆくなったりする症状がおきることもあるため、アザルフィジンを使い始めた初期の頃の外出時などは注意が必要です。

その他、抗リウマチ薬で共通して見られる重大な副作用の間質性肺炎に関しても報告はあるものの、その頻度は0.03%とされており、他の抗リウマチ薬よりも頻度が低いと考えれています。

副作用を防ぐための基本的かつ最も効果的なことは指示された用法用量を守ることです。必ず指示通り薬を使用し、副作用の可能性を少しでも下げるようにしましょう。

アザルフィジンの薬価とジェネリック医薬品

アザルフィジンの薬価は250mg錠が1錠あたり36.1円、500mg錠が1錠あたり60.8円とされています。
また、ジェネリック医薬品はそれぞれ15.6円、24.8円であり、半分以下の薬価となっており、経済的と言えます。ジェネリック医薬品を希望する場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

薬剤名 薬価(円) ジェネリック医薬品 ジェネリック薬価
アザルフィジンEN錠250mg 36.1 サラゾスルファピリジン腸溶錠250mg 15.6
アザルフィジンEN錠500mg 60.8 サラゾスルファピリジン腸溶錠500mg 24.8

薬を使用する際には必ず添付文書を確認し、決められた用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

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