ムコダインの効能や副作用|眠気が出る理由や授乳中の使用についても

ムコダインの効能や副作用などの眠気、授乳中の使用や咳に対する効果、同じ成分の市販薬などに関して、大人、子供、赤ちゃんごとの使用量なども含め添付文書などから解説していきます。

<目次>
1. ムコダインの効能効果
2. ムコダインの赤ちゃん、子供の使用量と使い方
3. ムコダインの副作用や眠気について
4. ムコダインの授乳中の使用
5. ムコダインを市販で買う場合

ムコダインの効能効果

ムコダインはカルボシステインという成分を含む去痰薬であり、風邪をひいたときの痰切りや、蓄膿症で詰まっている膿を出す効能を持っている薬です。

ムコダインには錠剤の他にも粉薬であるドライシロップ剤や液状のシロップ剤があり、0歳の赤ちゃんから高齢の方まで非常によく使用されている薬の一つです。

ムコダインの効能効果の詳細は以下の通りです。

○下記疾患の去痰
上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
○慢性副鼻腔炎の排膿
○滲出性中耳炎の排液(小児のみ)

ムコダイン 添付文書

ムコダインは咳にも効果があることも

ムコダインは去痰薬であり、痰が絡む時に効果が期待できますが、痰が多い場合の咳では、に対しても効果が期待できます。その理由は咳が痰絡みによる可能性があるためです。痰が絡んでいることによって出てしまう咳に対しては痰を出しやすくすることによって咳も改善されるケースがあり、その場合はムコダインなどの痰切りの薬が結果として咳に対しても有効となります。

ムコダインの大人、赤ちゃん、子供の使用量と使い方

ムコダインは小さい子供や0歳の赤ちゃんでも使用することができます。それぞれの使い方と使用量(用法用量)について確認していきましょう。

ムコダイン錠

カルボシステインとして、通常成人1回500mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
剤形別の用量は次の通りです。
用法及び用量の表

剤形 1回量 投与回数
ムコダイン錠
250mg
2錠 1日3回
経口投与
ムコダイン錠
500mg
1錠  1日3回
経口投与

ムコダイン錠250mg/ムコダイン錠500mg 添付文書

ムコダインドライシロップ(DS)

ムコダイン
<成人>
通常、成人にカルボシステインとして1回500mg(本剤1.0g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<小児>
通常、幼・小児にカルボシステインとして体重kg当たり1回10mg(本剤0.02g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

ムコダイン DS 50% 添付文書

ムコダインシロップ

通常、幼・小児に、体重kg当り、カルボシステインとして1日30mg(本剤0.6mL)を3回に分割して経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

ムコダインシロップ5% 添付文書

子供と赤ちゃんの小児用量

子供赤ちゃんに対する小児用量の1日量をまとめると以下の通りとなります。

体重 ムコダインドライシロップ ムコダインシロップ
5kg 0.3g 3mL
10kg 0.6g 6mL
20kg 1.2g 12mL
30kg 1.8g 18mL

上記の通り、体重によって使用量が異なってきますので、子供や赤ちゃんに使用するときは注意が必要となります。

ムコダインの副作用や眠気について

ムコダインは非常に安全性の高い薬であり、大人はもちろん、子供赤ちゃんでも副作用はほとんどありません
主な副作用は食欲不振下痢腹痛発疹などとされていますが、いずれも起きる頻度は1%未満であり、ほんとんどの人は経験することはないでしょう。

また、多くの薬で定番の副作用である眠気に関してもムコダインでは報告されていないようです。ムコダインは飲んでも眠くなることはない薬と言えます。

ムコダインを飲んだ後に眠くなったときの原因は

ムコダインを飲んだ後に眠気が出たという場合はムコダイン以外の原因が考えられます。

一つは併用している薬に原因がある可能性があります。ムコダインと一緒処方されることが多い薬として、咳止めのフスコデやメジコン、アスベリン、鼻水を止めるペリアクチンやポララミン、ザジテン、ジルテック、アレロックなどの抗ヒスタミン薬は眠気が出やすい薬として知られています。これらの薬をムコダインと一緒に併用している場合は、眠気の原因となります。
また、別の原因として、風邪などで使用している場合は、自覚がなくても体力が消耗され、結果として疾患のより眠気が引き起こされている可能性もあります。

ムコダインの授乳中の使用

ムコダインは授乳中の使用に関して特別な注意喚起はされていません。授乳中でもあまり気にせず使用して問題ないと言えるでしょう。ムコダイン自体は小児や赤ちゃんでも使用する薬でかつ劇的な効果があるような薬ではないため、仮に母乳経由で赤ちゃんに移行したとしても大きな問題にはなりません。しかし、医師の診断を受ける際には必ず授乳中である旨を伝えるようにしましょう。

ムコダインを市販で買う場合

ムコダインは成分としてカルボシステインを含む薬であり、この成分は市販でも販売されています。しかし、カルボシステインの単一成分の市販薬は販売されてなく、いくつかの成分が含まれている配合剤となります。

去痰薬として使いたい場合

処方薬のムコダインと同様に去痰薬としてのみカルボシステインの成分を使用したい場合はストナ去たんカプセルがおすすめとなります。ストナ去たんカプセルはカルボシステインのほか、作用が異なるもう一つの去痰成分ブロムヘキシンを含んでおり、去痰に特化した市販薬と言えます。

総合感冒薬として使いたい場合

風邪の全般的な症状がある場合にはパブロンSゴールドW錠などがおすすめとなります。パブロンSゴールドW錠にはカルボシステインのほか、同じく去痰成分であるアンブロキソール、咳止め成分のジヒドロコデインリン酸塩、解熱鎮痛成分のアセトアミノフェン、鼻水などを止める抗ヒスタミン薬のクロルフェニラミンマレイン酸塩などが含まれとり、風邪の症状全般に効果が期待出来る薬です。
ムコダインの成分を市販で購入したい場合は、自分の症状と照らし合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。

薬を使用する際には必ず添付文書を確認し、決められた用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。

今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

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