辛い咳に効く市販薬はベンザブロックせき止め錠がおすすめ!喉の痛みや痰にも効果がある市販の咳止め

この記事では市販の咳止め薬であるベンザブロック咳止め錠に関して、その成分から効果や効き目を確認したり、副作用や注意点の他、値段や価格についても見ていきたいと思います。

ベンザブロックせき止め錠の成分は

ベンザブロック咳止め錠の1日量は以下の通りとなっています。

ジヒドロコデインリン酸塩・・・30mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩・・・75mg
ノスカピン ・・・60mg
ブロムヘキシン塩酸塩 ・・・12mg
トラネキサム酸・・・420mg

ベンザブロックせき止め錠 添付文書

いずれもの咳、痰、喉の痛みに効く成分であり、風邪に伴う咳であれば、無駄な成分はあまりないと言えるでしょう。
このうち、咳に作用する成分はジヒドロコデインリン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、ノスカピンであり、ブロムヘキシン塩酸塩は痰を出しやすくする作用、トラネキサム酸は喉の痛みを緩和する作用が期待できる成分です。

ベンザブロックせき止め錠の効能効果と用法用量

ベンザブロック咳止め錠に関する製薬会社からの公式の効能効果と用法用量を確認していきましょう。
まずは、効能効果は以下の通りです。

のどの痛みを伴うせき・たん

ベンザブロックせき止め錠 添付文書

風邪などで、喉に痛みがあり、痰のからむ咳がでるというシチュエーションにピッタリですね。解熱鎮痛成分などは入っておらず、完全に咳に特化している薬と言えますね。
用法用量は以下の通りです。

次の量を,食後なるべく30分以内に,水またはお湯で,かまずに服用すること。
[年齢:1回量:1日服用回数]
15歳以上:3錠:3回
11歳~14歳:2錠:3回
6歳~10歳:1錠:3回
6歳未満:服用しないこと

ベンザブロックせき止め錠 添付文書

6歳より使用することができ、15歳以上では1回3錠、1日3回(1日合計9錠)となります。お子さんが使用される場合は、錠数に特に注意するようにしましょう。
誤った用法、用量で使用した場合は薬の効果が薄れる可能性や、副作用などが出やすくなる危険性もありますので、必ず用法用量は守るようにしましょう!

ベンザブロックせき止め錠の実際の効果や効き目の強さは

ベンザブロック咳止め錠に含まれる成分や効能効果、用法用量は前述の通りですが、実際に咳や痰、喉の痛みに対する効果はどの程度期待できるのでしょうか。
その程度を成分の内容から考えてみました。個人的な主観が含まれることをあらかじめご了承ください。
咳・・・・・・◎
痰・・・・・・◯
喉の痛み・・・◯
まず、咳に対しては、ベンザブロック咳止め錠に含まれる3つの成分が効果を発揮します。ジヒドロコデインリン酸塩とノスカピンに関しては、人の脳における咳中枢に直接作用して、咳を鎮める効果をもっており、特にジヒドロコデインリン酸塩は市販で使用される成分の中では最も効き目が強いものの一つになります。
また、ノスカピンは効き目の強さはそれほどではありませんが、ジヒドロコデインリン酸塩よりも即効性があり、ベンザブロック咳止め錠を使用後、比較的速やかに咳止めの効果をもたらしてくれることが期待できます。
dl-メチルエフェドリン塩酸塩は気管支を広げる作用により、咳を楽にしてくれる作用があり、この3つの成分を含むことから、咳に対しては非常に高い効果が期待できます。
痰に関しては、ブロムヘキシン塩酸塩が効果を発揮します。ブロムヘキシン塩酸塩は痰のネバネバを薄くしたり、気道の痰を外に出す運動を促すことによって、痰を出しやすくる作用をもっています。この成分によって痰に対してもある程度の効果が期待できます。
喉の痛みに対してはトラネキサム酸による効果が期待できます。トラネキサム酸はプラスミンという成分を抑えることによって、プラスミンによる炎症を緩和する作用を持ちます。喉の炎症に対してもトラネキサム酸の効果が期待でき、喉の痛みを緩和してくれるでしょう。
咳、痰、喉の痛みに対する効果の期待度は上記のような感じです。医療用医薬品でも使われている成分がほとんどですので、自分の症状がベンザブロック咳止め錠の適応であれば、比較的高い効果を期待できるでしょう。

ベンザブロックせき止め錠の副作用や注意点は

ベンザブロック咳止め錠を使用するあたって、副作用や注意点なども併せて確認していきたいと思います。
比較的よく見られる副作用は便秘、下痢、眠気などが挙げられています。これらの症状が出た場合は、即中止の必要はありませんが、症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師や薬剤師になどに相談する旨が注意喚起されているため、ご注意ください。そのほか、皮膚や消化器系の副作用が報告されているようですので、普段と違った症状が出たような場合は、ベンザブロック咳止め錠の使用を中止し、医師や薬剤師になどに相談しましょう
また、ベンザブロック咳止め錠を使用する際の主な注意点としては、眠気があわられる可能性がある点から乗り物または機械類の運転操作をしないことが注意喚起されているほか、授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けることや、妊娠または妊娠していると思われる人は医師や薬剤師などに相談することが注意喚起されています。こちらも十分に注意しましょう。

ベンザブロックせき止め錠の値段、価格を確認

ベンザブロック咳止め錠の値段、価格はどうなっているのでしょうか。
製薬会社のメーカー小売希望価格は以下の通りです。
ベンザブロックせき止め錠
36錠・・・1500円

おわりに

今回は風邪をひいたときなどの咳に対しておすすめのベンザブロック咳止め錠について確認してきました。ベンザブロック咳止め錠は咳や痰、喉の痛みといった喉の症状に対してピンポイントで効果が期待できる市販薬であり、風邪の様々症状に作用する風邪薬(総合感冒薬)などとも使い分けていただければと思います。
薬を使用する際には必ず添付文書を確認し、決められた用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。
今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

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