アレジオンの飲み合わせ|低用量ピルや胃薬、風邪薬、市販のイブなど

アレジオンの飲み合わせについて、飲み合わせに注意が必要な薬について、それぞれの領域の薬ごとに確認していきます。

アレジオンの特徴と飲み合わせの注意点

アレジオンはエピナスチンの成分を含む抗アレルギー薬であり、花粉症を含むアレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚炎などの皮膚疾患、気管支喘息に効果が認められている薬です((アレジオン錠10/ アレジオン錠20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014F1025_1_10.pdf))。
アレジオンの特徴は抗アレルギーと言われる分類の中でも比較的眠気が出にくく、効果の強さも中程度の強さがある点です。
アレジオンは処方薬の他に、市販薬としても販売されており、アレジオン20、アレジオン10の名称で販売されています。市販のアレジオンは花粉症などを含むアレルギー性鼻炎に対して効能効果が認めらており、蕁麻疹、皮膚炎などの皮膚疾患、気管支喘息は効能効果の対象外となります((アレジオン20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/otc/PDF/K1510000018_01_A.pdf))。
アレジオンの飲み合わせに関して、処方薬においては併用に関して特に注意喚起はなく((アレジオン錠10/ アレジオン錠20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014F1025_1_10.pdf))、非常に使いやすい薬の一つと言えます。
市販のアレジオンに関しては、「してはいけないこと」として、アレジオンを服用している期間は「他のアレルギー用薬(皮膚疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)」を使用しない、および飲酒をしないよう注意喚起されています((アレジオン20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/otc/PDF/K1510000018_01_A.pdf))。

アレジオンとの飲み合わせが併用禁忌に該当するもの

アレジオンの処方薬と他の薬などとの飲み合わせに関しては前述の通り、併用できない薬(併用禁忌薬)はありません((アレジオン錠10/ アレジオン錠20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014F1025_1_10.pdf))。
一方、市販薬のアレジオンに関しては、「他のアレルギー用薬(皮膚疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)」と併用しないよう注意喚起されています。
市販のアレジオンと上記の薬との併用が禁止されている理由として、他のアレルギー用薬は、作用が重複するため、風邪薬、鎮咳去痰薬、乗り物酔い薬、催眠鎮静薬などは抗ヒスタミン成分、抗アレルギー成分がこれらに含まれる可能性があり、作用が重複する可能性があるため、注意喚起されていると考えられます。
市販のアレジオンを使用する場合は、アレグラFX、クラリチン、ザジテン、コンタック鼻炎Z、ストナリニZなどの抗アレルギー薬、パブロン、ベンザブロック、ルルなどの抗ヒスタミン成分が含まれる風邪薬、ドリエルやウットなどの鎮静薬、アネロンやトラベルミンなどの乗物酔い薬との併用は避けるようにしましょう。

アレジオンの飲み合わせ|併用に注意が必要な薬

アレジオンの処方薬には前述の通り、飲み合わせに注意が必要な薬(併用注意薬)についてもありません((アレジオン錠10/ アレジオン錠20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014F1025_1_10.pdf))。
アレジオンは抗アレルギー薬の中でも非常に使いやすい薬の一つと言えます。

アレジオンと低用量ピルとの飲み合わせ

アレジオンは低用量ピルとの飲み合わせは問題なく特に注意喚起されていません((アレジオン錠10/ アレジオン錠20 添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/650168_4490014F1025_1_10.pdf))。
代表的な低用量ピルとしてトリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユ、シンフェーズ、マーベロン、ファボワール、ルナベル、ヤーズなどありますが、いずれの薬剤もアレジオンと併用することが可能です。

アレジオンと咳止めの飲み合わせ|アスベリン、メジコン、フスコデなど

アレジオンは飲み合わせの悪い咳止め薬はなく、基本的にはどの咳止めとも一緒に使用することができます。
一緒に使用されることが多い咳止めでは、アスベリン、メジコン(デキスロトメトルファン)、フスコデ、アストミン、フスタゾールなどがありますが、いずれの薬剤もアレジオンと併用することが可能です。
なお、市販のアレジオンに関しては、抗ヒスタミン薬を含む鎮咳去痰薬との併用が「してはいけないこと」として注意喚起されています。実際に市販の鎮咳去痰薬に含まれる抗ヒスタミン成分として、クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンなどがあります。これらの成分が含まれる市販の咳止め薬とは併用しないようにしましょう。

アレジオンと胃薬・胃腸薬の飲み合わせ

アレジオンは飲み合わせの悪い胃薬・胃腸薬はなく、基本的にはどの胃薬・胃腸薬とも飲み合わせることができます。
一緒に使用されることが多いものとして、処方薬ではムコスタ(成分名:レバミピド)、セルベックス(成分名:テプレノン)の他、ネキシウムやオメプラール(成分名:オメプラゾール)、タケプロン(成分名:ランソプラゾール)、パリエット(成分名:ラベプラゾール)、タケキャブ、ガスター(成分名:ファモチジン)などがありますが、これらのいずれの薬剤もアレジオンと併用することが可能です。

アレジオンと漢方薬の飲み合わせ

アレジオンは飲み合わせの悪い漢方はなく、基本的にはどの漢方薬とも一緒に使用することができます。
一緒に使用されることが多い漢方薬では風邪全般に使用される葛根湯や鼻水などに使用される小青竜湯、咳などに使用される麦門冬湯などありますが、いずれの漢方もアレジオンと併用することが可能です。

アレジオンと痰切りの飲み合わせ|ムコダイン、ムコソルバン、ビソルボンなど

アレジオンは飲み合わせの悪い痰切り薬はなく、基本的にはどの痰切りとも一緒に使用することができます。
一緒に使用されることが多い痰切りでは、ムコダイン(カルボシステイン)、ムコソルバン・ムコサール・ムコソレート(アンブロキソール)、ビソルボン(ブロムヘキシン)などがありますが、いずれの薬剤もアレジオンと併用することが可能です。
なお、市販のアレジオンに関しては、抗ヒスタミン薬を含む鎮咳去痰薬との併用が「してはいけないこと」として注意喚起されています。実際に市販の鎮咳去痰薬に含まれる抗ヒスタミン成分として、クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンなどがあります。これらの成分が含まれる市販の咳止め薬とは併用しないようにしましょう。

アレジオンと抗炎症薬の飲み合わせ|トランサミンなど

アレジオンは抗炎症薬であるトランサミン(トラネキサム酸)とも飲み合わせは悪くなく、よく併用される薬の一つです。

アレジオンと他の鼻水・アレルギー薬との飲み合わせ|アレグラ、アレロック、ザイザルなど

アレジオンは抗アレルギー薬に分類される薬剤であり、基本的に他の抗アレルギー薬とは併用しません。
ザジテン(ケトチフェン)、ゼスラン・ポララミン(メキタジン)、アレロック(オロパタジン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル、タリオン(ベポタスチン)、エバステル(エバスチン)、アレグラ(フェキソフェナジン)、クラリチン(ロラタジン)、デザレックス、ビラノア、ルパフィンなどとは併用しないのが一般的です。ただし、処方医の先生の判断でこれらを併用するケースもあり、その場合は医師の指示通りに使用するようにしましょう。なお、ディレグラに関してはアレグラの成分であるフェキソフェナジンを含むため、こちらもアレジオンとは基本的に併用しません。
また、抗ヒスタミン薬の第一世代とは併用することがあり、ポララミンやレスタミン、セレスタミンなどとは併用されるケースがあります。
市販のアレジオンに関しては他の抗アレルギー薬との併用が「してはいけないこと」として注意喚起されているため、アレジオン、クラリチン、ザジテン、コンタック鼻炎Z、ストナリニZなどの抗アレルギー薬と自己判断で併用しないようにしましょう。

アレジオンと抗ロイコトリエン薬との飲み合わせ|オノン、キプレス、シングレアなど

アレジオンは飲み合わせの悪い抗ロイコトリエン薬はなく、基本的にはどの薬とも一緒に使用することができます。
一緒に使用されることが多い抗ロイコトリエン薬として、オノン(プランルカスト)、キプレス・シングレア(モンテルカスト)がありますが、いずれの薬剤もよく併用され、アレジオンとの併用は問題ありません。

アレジオンと抗生物質との飲み合わせ|メイアクト、フロモックス、クラリス、ジスロマック、クラビット、ワイドシリンなど

アレジオンは抗生物質や抗菌剤との併用に関して、飲み合わせの悪い薬はなく、基本的にはどの薬とも一緒に使用することができます。
具体的なその他の抗生物質・抗菌剤として、サワシリン(アモキシシリン)、オーグメンチン、メイアクト(セフジトレン)、フロモックス(セフカペン)、セフゾン(セフジニル)、クラリス(クラリスロマイシン)、ジスロマック(アジスロマイシン)、オゼックス(トスフロキサシン)、ジェニナックなどがありますが、いずれもアレジオンと併用できる薬剤です。

アレジオンの解熱鎮痛剤との飲み合わせ|イブ、ロキソニン、カロナールなど

アレジオンは飲み合わせの悪い解熱鎮痛薬はなく、基本的にはどの薬とも一緒に使用することができます。
一緒に使用されることが多い解熱薬として、処方薬ではロキソニン(ロキソプロフェン)、カロナール(アセトアミノフェン)、ボルタレン(ジクロフェナク)、セレコックスなどがありますが、いずれの薬剤もよく併用され、アレジオンとの併用は問題ありません。
 
市販薬に関しては、イブ、ロキソニンS、タイレノールなどの解熱鎮痛薬がありますが、いずれも併用可能な薬となります。ただし、イブイシーズのなかでもエスタックイブシリーズは解熱鎮痛薬でなく、総合感冒薬(風邪薬)に該当するため、これらの併用は避けましょう。

アレジオンとサプリメントの飲み合わせ

アレジオンとサプリメントとの飲み合わせについても現時点では明確に注意が必要なものは報告されていません。ただし、バレリアン(セイヨウカノコソウ)などは鎮静、催眠作用が強く出る可能性もあるため、念のため注意しましょう。
その他、サプリメントは現時点では特別な注意喚起されているものはあまりありませんが、今後新しい種類のサプリメントが登場する可能性もあるため、心配な場合は医師や薬剤師の相談の上、併用するようにしましょう。
 
薬を使用する際には必ず薬の説明書や添付文書を確認し、医師や薬剤師から指示された用法・用量で使用してください。また、違和感や副作用と思われる兆候を感じた場合は医師・薬剤師に相談してください。
今回紹介した内容はあくまで一例であり、必ずしも当てはまらないケースがあります。予めご承知ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました